一秀くんの同級生のブログ

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2006年の事件について---その1

植草さんの冤罪事件について、ご存知ない方もいらっしゃると思うので、簡単に振り返ってみます。
報道されていない事実があったことや、事実と違う報道がされていたことを知らない人がほとんどなのではないでしょうか。

2006年9月13日、当時植草さんが顧問をしていた会社の懇親会の帰りに、事件に巻き込まれた。
右手で電車のつり革につかまって、重いバッグを肩から下げて、左手で傘の柄を上からつかんで持ち、半分眠った状態で乗っていたところ、突然女性の声で目が覚め、一方的に痴漢の犯人と決め付けられた。
被害を訴えた女性と話もできないまま、その場にいた乗客によって、ほとんど力ずくで駅事務所に連れて行かれた。

ここからはいわゆる「痴漢冤罪のベルトコンベアー」に乗せられてしまう。
容疑は、「スカートの上から女性のお尻を触った」というものだったのだが、二日後に検察庁に行くまで、本人は何を疑われているのか知らされないまま、犯行を認めたという文書が警察でねつ造され、ウソが報道された。
駅で犯行を認めるも、後になって警察のでっち上げだと植草さんが言ったと報道されているが、事実無根である。
何の容疑かわからないのに、犯行を認めようがない。
警官が「でっち上げだって言うんだな」と言ったのに対し、植草さんが「そんなことは言っていない」と言い返したというやり取りがあったと、植草さんは後に書いている。
植草さんが「事件は警察のでっち上げだ」と言ったと当時報道されたが、それはウソ。
警察はウソをマスコミに流し、マスコミによってはウソに尾ひれをつけて報道した。

被害者の服に触れた証拠をとるため、指に付着した繊維を調べられたとき、植草さんは内心、これで容疑が晴れると思ったそうだ。
ところが、である。
科捜研って一体何やってんだろう?と笑っちゃうようなお粗末な結論。

(つづく)

by hirarin-601 | 2015-08-05 12:50 | 事件