一秀くんの同級生のブログ

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レビューふたつ(☆☆☆☆☆)

「アマゾン」より、レビューをふたつ紹介します。

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”洞察力のするどさあり。”
                     By ランテック


この本は、一部の国民がマスコミに踊らされ熱狂的に支持した「小泉改革」なるものの
本質を的確に指摘している。その洞察力はするどい。この本が一般大衆なる層に読まれ
たなら、日本という国も変われるような気がする本である。また、植草氏がいわゆる
「痴漢」容疑でマスコミにたたかれたのも権力側のなせる業だということがよくわかる。
「マスコミは真実を報道しない」という姿勢を反省しなければならない。


 
”魂の叫び”
                     By やまねこ (埼玉県)


私はこの本を手にするまで、植草さんを疑う一人でありました。その疑いの根拠とはテレビなどで流され情報でありました。偶然、友人にいい本だからと勧めらてこの本を手にしました。経済の面などは、難しくて分からないことが多々ありましたが、植草さんの生い立ちや様々なエピソード、事件のことについてを読み、植草さんを信じたい気持ちになりました。痴漢冤罪で闘うことは大変なことと思いますが、著名人である植草さんは日本中から集中砲火のごとく疑いをかけれています。その苦しみは想像しがたいです。私は、植草さんのことを通して、マスコミの情報にただ流されてはいけないなと思いました。

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 ちゃんとした情報を提供すれば、皆さんにもわかっていただけるのだと思いました。
 レビューにもあるとおり、一般大衆に読まれることにより、日本が変わってほしいと思います。
 難しいとお感じになられる方も中にはいらっしゃるかも知れませんが、いわゆる「りそな疑惑」のカラクリを、「1・3・5の秘密」などと名付けて、とてもわかりやすく解説しています。
 参院選に自民党が大敗してやっと「小泉政治のツケが回ってきた」などと言われていますが、本書を読むと小泉内閣が日本の政治・経済に残した傷痕がはっきりわかります。
# by hirarin-601 | 2007-08-10 15:56 | 知られざる真実 著書

アマゾンに書評が出ていました!(☆☆☆☆☆)

 ネット書店の「アマゾン」に、
植草一秀著『知られざる真実−勾留地にて−』
の最初のカスタマーレビューが出ていました。

 貴重なご意見なので、全文掲載させていただきます。

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”なぜ植草氏は「控訴拒絶」を最終段落としたのか?”
                     By ヤメ蚊 (東京)


「控訴『断念』ではなく、控訴を『拒絶』した」…。

植草氏がわざわざ、わずか11行の「控訴拒絶」の項目を一番最後に書いたのは、決定的な意味があると思う。

刑事裁判に携わる者は、彼のこの痛烈なメッセージを受け止め、彼のような目に遭う人が出てこないように、本書でも一部触れられているが、
1)起訴されるまでの逮捕・勾留期間合計23日間という起訴前の長期身柄期間を短縮する
2)取調過程を完全に録画する
3)捜査側手持ち証拠を全面開示する(もし、開示していないことが判明したら、それだけで手続は終了し、無罪とする)
ことを実現させるよう全力を挙げなければならない。

これら3つのことは、真実を解明するにあたって、何ら、妨げになることではない。これらの実現に反対する者がいたとしたら、彼らこそが真実解明を妨げているといってよいはずだ。

裁判員制度が導入されようとしてるいま、全ての裁判員候補者に、本書を一読されることをお薦めします。

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 なお、レビュアーの「ヤメ蚊」さんと同じお名前の方(同一人物?)が、ブログで更に詳しくお書きになっていますので、是非お読みください。
 ↓
 知られざる真実−勾留地にて−植草一秀…これが取調の実態だ
# by hirarin-601 | 2007-08-06 11:56 | 知られざる真実 著書

知られざる真実 −勾留地にて− …目次

「植草一秀氏を応援するブログ」で、新刊書の書評が紹介されていました。

私もさっそくゲットしました。
まだ入手していない方のために、目次を紹介させていただきます。

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 知られざる真実 −勾留地にて− 
                             …目次

プロローグ 想像力
第一章 偽装
1 沖縄知事選と徳洲会病院臓器売買事件
2 テレビ・メディアの浅薄さ
3 偽装三兄弟
4 耐震構造偽装
5 偽装タウンミーティング
6 福井日銀総裁追及の深層
7 摘発される人・されない人
8 りそな銀実質国有化
9 小泉政権五つの大罪
10 自由党定例研究会
11 日本経済混迷の真相
12 異論の表明
13 小泉純一郎氏への進講
14 日本経済の崩壊
15 標的にされたりそな銀
16 1・3・5の秘密
17 小泉・竹中経済政策の破綻
18 巨大国家犯罪疑惑
19 りそな銀処理の闇
20 求められる事実検証
21 天下り全廃なくして改革なし
22 第一種国家公務員の廃止
23 切り捨てられる弱者
24 米国隷属の外交
25 外国資本への利益供与
26 露見した郵政米英化の実態
27 濫用される権力
28 蔑視されていた国民
29 言論封殺のメディア・コントロール
30 竹中氏の抗議

第二章 
1 『オールウェイズ−三丁目の夕日』
2 小学校
3 中学校
4 こっくりさん
5 百字作文
6 炎
7 受験
8 『隠された十字架』
9 みんなちがって、みんないい
10 『エデンの東』
11 経済学
12 TPR
13 情報操作
14 公益法人の実態
15 転機
16 消えた放送委員会
17 政治権力に支配されるNHK
18 テレビ・メディアの偏向
19 多様な価値観との共生

第三章 不撓不屈
1 美しい地上
2 人類の歴史
3 弱き者のためにある政治
4 信長ぎらい
5 望ましい政治
6 平和国家の追求
7 個性を尊重する教育
8 不条理
9 救済
10 執筆の契機
11 他者への祈り
12 弱くもろい社会
13 不撓不屈

エピローグ
巻末資料 真実
1 2006年事件
2 自殺未遂
3 捏造
4 懇親会
5 電車利用
6 脅迫
7 2004年事件
8 横浜駅ビル「シアル」
9 変遷した追跡開始経緯の供述
10 決定的な矛盾
11 12分間の出来事
12 卒業生への電話
13 N氏への電話
14 刺客
15 弁解録取
16 錯乱
17 1998年事件
18 創作された調書
19 罠
20 隠滅された防犯カメラ映像
21 隠蔽された神奈川県警不祥事
22 控訴拒絶
# by hirarin-601 | 2007-08-04 15:50 | 知られざる真実 著書

植草氏の新刊書が出ました!

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『知られざる真実−勾留地にて−』
 植草一秀 著
 株式会社イプシロン出版企画
 単行本 269P
 本体価格1,800円(税込1,890円)

『勾留132日間 東京拘置所内 渾身の書き下ろし』
『満身創痍にひるまず巨大権力に立ち向かう著者が現代日本政治経済の闇を抉る戦慄の告発書』
「苦難を克服し、信念を守って生きてゆきたい。発言を続けることは危険を伴う。しかし、人はパンのみに生きる存在ではない。いかなる妨害があろうとも屈服せず、勇気をもって今後も発言を続ける覚悟だ。」(第三章「不撓不屈」より)

内容
プロローグ     想像力
第1章       偽装(小泉政権の経済金融政策を抉る)
第2章       炎(半生記)
第3章       不撓不屈(望ましい社会のあり方と生きがい論)
エピローグ
巻末資料      真相(事件の概要)

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以上、スリーネーションズリサーチ株式会社のHPに出ていました。

 楽天ブックス
 アマゾン     より購入できるようです。


 東京拘置所での勾留中に書きおろした本です。
 植草氏が今まで出した本とはまったく違う内容のようですね。
# by hirarin-601 | 2007-07-31 16:33 | 知られざる真実 著書

冤罪被害者の人権を無視するな!

 先日の公判での求刑理由として「被害者の精神的ショックは大きい」と検察官が述べたそうだが、事件と直接関係のない被告人の私生活を再三にわたって暴露する検察官に、人権意識などあるのかどうか疑問だ。

 痴漢被害者の気持ちを考えろという人がいる。
 その人に言ってやりたい。
 冤罪被害者の妻や子供の気持ちを考えたことがあるか?と。

 被害者の気持ちはわかる。
 私も痴漢の被害を受けたことがあるから、そう言える。
 小学校5年生の時から、ラッシュ時に電車通勤していた20歳代まで、回数は覚えていないがイヤな人間にイヤな目に遭わされた。痴漢をした男の家族や仕事仲間にその者の所業を教えてやり、弱者に対し卑しい行為をする人間とのレッテルを貼ってやりたいと思ったものだ。
 けれども、私に加害した痴漢どもによって、自分の人生が変わったとは微塵も思わない。

 痴漢の被害者を思いやることのできる優しい人ならば、是非とも冤罪被害者の家族の気持ちを想像してみて欲しい。
 経験がないので私も想像するだけだが、間違いなく人生が変わってしまうだろう。
 自分の夫や父が、やってもいない罪に問われ、会社を解雇され、社会から追われたら、奈落の底に突き落とされるに違いない。
 子供だったら、人格形成期に父がそういう目に遭わされている姿を目の当たりにしてなお、社会正義を信じろと言う方が無理だろう。
 「やってもいない罪に問われる社会」の恐ろしさは、その子の心に深く刻みつけられることだろう。

 人生が変わるほど、踏みにじられ、傷つけられるのは、冤罪被害者とその家族である。

 傷つけるのは、正義の仮面をかぶった保身第一の警察・検察であり、それと癒着しているマスコミであり、真実を知ろうとしない無知な一般大衆である。
# by hirarin-601 | 2007-07-23 14:05 | 痴漢冤罪

7月18日・第10回公判と、報道について

 7月18日の公判で検察側の「論告求刑」が行われた。4日の弁護側目撃者証言を受けて、検察側がどのように反論してくるかに注目していた。
 なにしろ先日の証人は、検察側の主張する品川駅からの0〜2分という連続した犯行時刻に、つり革に捕まった状態で「痴漢をしていない」植草氏を目撃し、完全なアリバイを証言したのだから。

 私の予測としては、検察側が起訴状の犯行時刻を2、3分後にずらし、目撃者がウトウトしていて植草氏を見ていなかった時間に変更してくるのではないかと懸念していた。(そのようなインチキは、実際よくあることらしい。)
 前々回のエントリーで書いた阿曽氏への批判は、「起訴状の犯行時刻の変更」というルール違反が、あたかも当たり前のことのように書かれていたことに憤慨したものだった。傍聴経験の豊富な阿曽氏には現実がよくおわかりだったのだろうが、私の常識としてはそんなことは許されてはならないのである。

 検察側は、私の予測に反して犯行時刻の変更はせず、4日の証人が同じ電車に乗っていたかどうかが疑わしいと反論してきた。その内容ついては「植草一秀氏を応援するブログ」の「7月18日:論告求刑」に詳しく書かれている。

 18日の公判は検察側の論告求刑だったためか、多くの新聞が報道したが、相変わらず検察寄りの偏向記事ばかりだった。そんな中で唯一、植草氏側の主張も載せている報道があり、目を見張った。

 植草事件求刑で検察側が決定的事項認める
             ライブドアPJニュース

 マスコミ各社によって隠蔽された公判内容を伝える報道を初めて目にした。事実を知りたい方は、是非ご一読ください。(※注 今ではリンクが切れています。--2015年7月追記)

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 今回の公判報道でも各社揃って悪質な捏造/偏向記事を書き、集団いじめ体質を露呈したところはみごとだった。
 以下、独断と偏見で順位をつけてみた。


第3位 犯人視報道「スポーツニッポン」

 「痴漢の植草被告に懲役6月を求刑」という見出しは、さりげないが悪質である。
 「痴漢の…」は「痴漢事件で係争中の…」を略したとでも言いたいのだろうが、そんなものを略してはいけない。「被告」ではあるが、まだ判決が出たわけではない。
 「痴漢をやった」と決めつけるかのような犯人視報道には、人権意識のかけらもない。


第2位 警察に代わって被告が真犯人を捜さないといけないというおもしろ記事「日刊スポーツ」

 「弁護側は真犯人が別にいると主張していたが、論告は「被告は真犯人を捜そうとしておらず、真犯人というのは架空の産物」としている。」という記事。
 「被告は真犯人を捜そうとしておらず…」って本当に検察官が言ったのなら、国民は怒るべきだ。真犯人を捜すのは被告ではなく、警察の仕事である。真犯人を捕まえなければ無実を主張できない決まりなどない。


第1位 「論告」の意味を知らない「ZAKUZAKU」と、何を蹴ったの?「毎日新聞」

(「応援ブログ」より熊八さんのコメントを引用する。)
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 ZAKZAKですけど、「怒涛の攻めで、無罪を主張する植草被告を論破した」って、論告公判って討論ですか?
 検察が一方的に作文を読み上げただけでしょ…

 この「論破」も、毎日新聞の「一蹴」も、非常におかしいのは、検察は先攻めであるからです。
(※註 毎日新聞は「弁護側が主張した真犯人の存在については「被告は全く見ておらず、想像上の産物だ」と一蹴(いっしゅう)。」と書いた。)
 先攻めが何を論破するんですか?論破すべき同等の主張が、まだ無いんですから。
 検察側の「論告」があって、弁護側の「弁論」(次回公判ですね)があります。それだけ出揃って、やっと、どちらの主張が強いかを比べることができます。(証拠(証言)に基づいて)
 後攻めの弁護側が、先攻めの検察側の主張を論破・一蹴するというのならわかります。
 検察が何を論破・一蹴したって言うんでしょう?(まぁ、蹴るのは勝手ですけれど)
 不思議な記事です。
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 記者の無知と権力への迎合ぶりを伝える恥ずかしい記事である。


誤報・捏造グランプリ 容疑を認めたという嘘記事「毎日新聞」

 「いったんは容疑を認めて自殺を図ろうとした植草被告…」と書いているが、これは嘘である。植草氏は一度も容疑を認めていない。
 検察が「容疑を認めた」と主張したというなら、植草氏が「一度も容疑を認めていない」と主張したことも合わせて報道すべきである。
 「毎日新聞」は事実無根報道をしたとして、民事裁判で植草氏に訴えられている。そのためか、捏造記事を書いてまで「有罪」の印象操作を行おうとしている。悪質の上塗りである。
# by hirarin-601 | 2007-07-20 17:40 | 報道

熊八さんの名言

 『国家権力と個人の闘いを見守る上での、
  あるべき個人の立場について』


 当ブログにコメントしてくださる熊八さんが「植草事件の真相掲示板」に書かれたご意見ですが、秀逸なコメントなので、勝手ながらこちらに転載させていただきます。

☆。.:*:・'゜★。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜★。☆。.:*:・'゜★。.:*:・'゜☆。

私は、当事者や事件関係者ではないので、刑事裁判の鉄則どおり、被告人の側に立って考えようと思っています。
当事者や事件関係者ではない国民の態度としては、それが正当だと思います。何が起こったのか事実を知らないし、関係ないんですから。
国民が関心を持つべきは、国家が正しく権力を行使するかどうかです。国家権力の行使は自分にも関わってくる問題ですから。
そして、犯罪をきちんと摘発して、しっかり捜査して、犯人に刑罰を与えてくれているか。これも国民が関心を持つべきところです。しかし、この点については、警察・検察を信頼する限り、何も言うことはないのではないかと思います。
・・・<中略>・・・
国民が関心を持つべきなのは、国家権力が濫用されないか、人権が守られているか、という点になってくると思います。
何か事件が起こったとき、当事者・事件関係者でなければ、与えられる情報は圧倒的にマスコミ情報です。しかも、マスコミはべったりと警察・検察寄りです。容疑者・被告人に不利なリーク情報等を垂れ流します。
バランスを取るには、国民の立場としては、容疑者・被告人寄りに情報を検討するしかないと思いませんか? 警察・検察寄りの情報を、警察・検察寄りの立場を取って見れば、当然に偏ります。
そもそも、被告人と警察・検察とでは、個人vs国家権力ですし、捜査権やら何やら、圧倒的に国家権力が力を持っています。証拠なども全部、国家に取られてしまいます。被告人有利な証拠なんか出してくれません。被告人有利な証人も、国家権力が怖くてなかなか出て来れません。
そういう条件で刑事裁判は行なわれるので、だからこそ、バランスを取るために、「被告人には無罪の推定が及ぶ」であったり、「疑わしきは被告人の利益に」という鉄則があるのです。国家権力のほうが圧倒的に強いに決まってますから、そういうルールになっています。
したがって、当事者・事件関係者でない一般国民としては、事件を考えるとすれば、圧倒的に警察・検察寄りの情報の中、国家権力による人権侵害が無いかどうかをチェックする意味で、被告人側の立場に立つしか無いのです。

☆。.:*:・'゜★。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜★。☆。.:*:・'゜★。.:*:・'゜☆。

 ※対話の中から抜粋しましたので、一般論でなく相手に向かって書いていると思われる箇所は一部略させていただきました。

 私の言いたいことを、識者らしい言葉で的確に表現されているのを見て、とてもうれしかったです。
# by hirarin-601 | 2007-07-12 12:23 | 警察・検察・司法

7月4日 第9回公判 傍聴記

 ベンジャミン・フルフォード氏のサイトから「傍聴記」が出ているそうです。

 ※「植草一秀氏を応援するブログ」より情報を得て、エントリーを書いておりますが、そちらで紹介されていました。


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 第9回公判の証人(目撃者)は、とても良いタイミングで名乗り出てくださり、法廷というたいへんな場所に足を運び、立派に証言してくださいました。
 ご本人はもっと早く名乗り出るべきとお考えのようでしたが、結果を見ると、検察側証人の証言が済んだこの時点がベストだったのだと思います。なぜなら検察は、被害者供述や裁判官の心証をはかりながら、目撃者・逮捕者の証言を調整してきたと考えられるからです。
 検察に何回も足を運んだという「検察側目撃者」と、今回の「弁護側目撃者」とでは、事前レクチャーを受けたかどうかの違いが際立っています。見たままありのままを話していたのはどちらなのか?傍聴記を読めば、誰の目にもはっきりとわかります。(新聞だけ見ていてはわからないです。)

 今回の「弁護側目撃者」が、警察に出頭しないでくれたのは本当に賢明でした。虚偽報道を提供し、調書を捏造する今までのやり方を見ている限り、被告人の無実を証言する目撃者を、警察が法廷で証言させたかどうかは疑問です。今回の目撃者は、きっとそのような警察の体質をご存知だったのだと思います。
 弁護側証人となってくださった男性の、勇気と賢明さが末代まで讃えられますように。
# by hirarin-601 | 2007-07-09 14:49 | 事件

「7月4日 第9回公判」の報道について

 世の中暗いニュースばかりなのは、世の中が悪いからだけではないようだ。ニュースを伝える人の心が闇だからだとわかった。
 最近珍しく良い話を、つまらなく茶化したニュースに置きかえて報道されるのを目の当たりにした。
 本来出されるはずの記事は以下のとおり。

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新目撃者による無実証言の決定打
−−−証人の純粋な心情に男泣きの植草被告−−−

 7月4日に東京地裁で行われた公判で、弁護側の証人が出廷し、植草被告が「痴漢をしていない」ことを目撃したと証言した。


 事件当日、同じ電車に乗り合わせたとされる証人は、電車に乗るとすぐに植草氏に気付き、右手でつり革に捕まってぐったりとしていたこと、誰とも密着していなかったことを証言し、第二回公判での検察側の目撃者証言を退け、一貫して無実を主張する植草氏の供述を裏付けた。
 証人は品川駅から青物横丁駅までの2、3分間、植草氏の様子をしっかりと見ていたと証言したが、起訴状によると、事件があったとされているのも品川駅を出てからの2、3分間であるため、『植草氏が痴漢をしていない』と証言したことになる。
 青物横丁あたりからウトウトしたという証人に、裁判官から「あなたがウトウトしている間に犯行があったのだとしたらそれは分からないのですね。」と質問され、「はい、それは分かりません。」とはっきり答えた。この質疑応答により、「証人が目覚めている時間に事件が起きたとされていることを、事前に知らされていなかったこと」が確認された。
 検察官からも、弁護側からの事前の口裏合わせがなかったかどうかを確認するための入念な質問が相次いだ。度重なる質問に一時尋問が膠着状態となり、裁判長が後を引き取って次のようなやり取りとなった。

裁判長 「痴漢事件があったのは品川から蒲田の最初の3分の1、真ん中の3分の1、最後の3分の1のどこだと思うか」
証人  「それだったら、最後の3分の1じゃないんですか!」
検察官 (期待と異なる証言が示されたためか)「・・・(絶句)」

 この答弁が被告人に有利な内容でなかったことから、事件について弁護人やその他から情報を得ていないことと、ありのままに真実を述べていることが、かえってよくわかる証言となった。
 また、事件当時の状況について次のように証言した。

証人 「大森海岸以降で、なにかざわついた感じがして見ると、植草氏が二人の男に押さえ込まれ、からまれているように見えた。翌日、ニュースで痴漢事件と知って驚いた。車内暴力というか、男に因縁をつけられて電車を降りていったと思っていた。
 不幸な人を見て見て見ぬふりはよくないと思い、声をあげたが、本当はもっと早く動くべきだった。」

 証人の男性が涙を流して頭を下げると、植草氏もハンカチで涙をぬぐった。
 「見て見ぬフリ」をしたことを後悔して涙を流す男性。またその男性の純粋な思いに感動して涙を流す植草氏。
 男性二人が、互いを思いやり心を通わせて涙するという珍しい光景を法廷で見た。
 証人の男性は、後になってから名乗り出た理由について、長期勾留のため植草氏の会社のFAXが長らく不通だったこと、良心から、自らの意志で証言台に立ったことを明らかにした。

 また、この日の公判では、第二回公判での検察側目撃者証言の信憑性を問う、弁護側の反証も行われた。日本大学のI教授に心理実験を依頼した結果、95%の人が3日前に見た人のメガネの有無を正確に答えたことが報告された。弁護側は、植草氏がメガネをかけていたという記憶がなく、矛盾の多い検察側目撃者の証言の信憑性のなさを強調した。
(以上、記事おわり) 
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 3年前の事件で付けられた蔑称を今でも使い続ける脳のないスポーツ新聞。まるで、小学生のいじめの風景のようだ。
 そんな中で、ひとりだけ違うことを言うのは勇気が要る。

 この度の証人は、勇気と義侠心に溢れた、近頃稀有な御方である。こういう御方の尊い行動が、世の中のいわれなき迫害に苦しむ人々を救うのだ。
 心から敬意を払うとともに、深く感謝申し上げます。
 本当に、名乗り出てくださってありがとうございます。(涙)

 日本社会では「人の不幸を見て見ぬフリ」は普通である。
 (だから、子どもの世界のいじめはなくならない。)
 すぐに名乗り出なかったことを涙を流して謝ったそうだが、そんなふうにお思いになるとは、とても心の清らかな方に違いない。植草氏が男泣きに泣いたのは、その方のまごころが植草氏の心の琴線に触れたからである。罠やトリックに満ちた悪心渦巻く裁判所で、人の美しい心を見せられるなど滅多にないことだろう。
 人を陥れる記事を書いてメシの種にしている、どす黒い心しか持ち合わせない記者諸兄には、これが美談に見えなかったとしても不思議ではないが。

 この裁判をウォッチしていてわかったことは、

 「検察と報道(特にスポーツ紙)は癒着している」

という事実だ。
 スポーツ新聞の記者なら、一人ぐらい勘違い記事を書くボンクラ記者がいるのはわかるが、これだけ何紙も同じような方向に間違った記事を書くところを見ると、検察官の言い分を記事にしているとしか考えようがない。
 誰かの記事をマネして書くはずはないし、取材した記者全員が質疑の本質を見抜けない「子どもの使い」のようなレポートを書くとは、あまりにも不自然だ。

 [結論]
  植草裁判における報道機関は、「検察側の報道機関」である。

 なぜ、公平な報道をしないマスコミに「記者席」を与える必要があるのか?一般の傍聴者の方が、よほど公平な傍聴記を書いている。
 記者席を廃止するか、もしくは弁護側傍聴者の優先席を設けてほしい。

 私たちは、今まで信じてきた二つの常識を捨てなければならない。
×「検察は真実を追求する」
×「報道機関は事実を報道する」
 この認識は間違いだった。

 実際は、
○「検察は嘘を捏造してでも、裁判で勝とうとする」
○「嘘を報道する報道機関がたくさんある」
という認識が、残念ながら正しい。
# by hirarin-601 | 2007-07-06 17:46 | 報道

「お父さんはやってない」の谷田部夫妻

 5月9日水曜日の朝日放送「ワイド!スクランブル」で、山本晋也監督が矢田部夫妻をインタビューした。
 “矢田部夫妻”とは、周防監督に「それでもボクはやってない」を作らせる元となった痴漢冤罪裁判を闘い、一審で敗れるも控訴審で無罪を勝ち取ったご夫婦であることをご存知の方も多いと思う。
 『お父さんはやってない』(太田出版)という本も出ている。逮捕から高裁判決までの2年にわたる苦しみに満ちた日々が、夫・妻、それぞれの立場から描かれている。

 通勤電車を降りてホームを歩いているときに女性に呼び止められ「こいつ、痴漢」と言われた瞬間が、地獄の日々の始まりだったという。
 痴漢冤罪の被害者は、「話せばわかる」という穏やかな気性で、品行方正な人が多いように思う。矢田部さんも、「お前、ズボンのチャックをおろして、キンタマ握らせたんだってな!」と警官に言われて「なんなの、それ?」と面食らってしまったそうだ。
 矢田部さんが当日着用していたズボンにチャックはなく、女性との身長差を考えると不自然に屈まなくてはその行為ができないことはすぐにわかる。それでも警官は、取り調べで矢田部さんを犯人と決め付け、机をバンバン叩いた。それはまるでテレビで見るシーンとそっくりなので、最初は冗談かと思って笑いそうになったと矢田部さんは語る。本人は「やってない」と言ってるのに、「私は電車内で陰部を露出し・・・」と警官が勝手に調書を作文しようとしたのだそうだ。
 こういう話をいたる所で聞くと、
「調書は警官の作文であり、時として捏造が行われる」というのは、
「警官が捜査もせずに痴漢の被疑者を犯人と決め付ける」ことと合わせて、もはや既成事実である。このことを声高にして世に広めたい。

 矢田部夫人は理路整然と話をされる方で、ご主人の無実を微塵も疑わず、常に冷静に対処するような、ご主人にとってはとても頼りがいのあるパートナーに見受けられた。そんな方でも、夫が職を失って精神的におかしくなると、だんだん支えきれなくなり、あわや一家心中未遂というところまで追いつめられたのだそうだ。
 冤罪被害者で自殺を企てた人は、私が知るだけでも、植草氏以外の痴漢冤罪被害者の方々や、鹿児島事件の冤罪被害者の方々がいる。植草氏の自殺未遂について、「逮捕されたのが恥ずかしくなったからだ」と言う人がいた。それは権力に追いつめられた人間の心理を知らない人の言葉だろう。そもそも「恥」の感覚を持った人なら痴漢などしないはずだ。「痴漢」という恥知らずな行為をする一方で、逮捕されたことを恥じて死のうとするような矛盾する性格を併せ持つ人間が実在するのか疑わしい。もしもいたなら実例をあげて欲しいものだ。

 痴漢裁判の有罪率は99.86%だと、この番組でも伝えていた。小数点第二位の数値を四捨五入すると、なんと99.9%となる。
 パ・リーグの「楽天」がいくら弱くても、1000試合やって999試合負けるなんてことはありえない。もしもそうだとしたら、そんな試合をさせること自体が無意味であり、前提となる条件が不公平だと見るべきである。同じ土俵で戦っているとはとても言えまい。大相撲で強いと言われる横綱であっても、長期間にわたって一人勝ちを続ければ、八百長との疑惑が持たれる。
 イギリスでは無罪を争う裁判、つまり被疑者が容疑を否認している裁判での有罪率は50%程度だそうだ。否認の場合でも、日本の裁判の有罪率は97%と異常に高い。高い有罪率の裏には、捜査機関の逮捕・起訴に対する慎重な姿勢があるとされているが、これも最近相次いで明らかになってきた警察による自白強要を見れば、有名無実化していることがわかる。
 英米法では一審で無罪になったら、検察は上訴することができないルールなのだそうだ。このルールだったならば、「名張毒ぶどう酒事件」も、一審で無罪が確定しているはずだった。ところが日本の刑事裁判では、一審で無罪判決が出ても必ず検察官が控訴し、控訴審ではかなりの高い確率で逆転有罪判決が出て、最高裁上告はなかなか認められずに、有罪判決が確定することが多いのが実情だそうだ。同じ罪状で何回も裁かれる被告人への、精神的配慮が全くない。権力側にあまりにも有利なルールではないか。
 余談になるが、鈴木宗男・衆院議員が11日、衆院法務委員会で質問に立った。鹿児島事件で被告が「自白」を強要されたことを取り上げ、強引な捜査を防ぐために取り調べの模様を録画・録音するよう求めたそうである。 鈴木氏にエールを送りたい。

 インタビューの最後に、矢田部さんは、「裁判所は公正な判決を、冤罪で苦しんでいる人に下してくれることを祈るのみです。」と語り、夫人は「(痴漢冤罪とは)他人事ではなく、自分の家族が巻き込まれるかもしれない、身近なことだと思います。世の中がどういうしくみで動いているのか、普通の人たちも関心を持ってほしいなと思います。」と締めくくった。
 「もし、あなたが?あなたの家族が?」というテロップが出て、画面はニューススタジオに戻った。

山本監督 「僕らは、法廷で公正な・公平な裁判を受けられると思って安心してますよね。でも有罪率99.86%の痴漢裁判なんです。痴漢という行為に対する偏見のようなものが司法関係者にあるのかも知れないです。」
大下アナ 「私もお伝えするときに、容疑者というだけで自分も色眼鏡で見て伝えているようなところもあるような気がして、『疑わしきは被告人の利益に』というか『まだわからない』という目を持たなければいけないなあと思いました。」
 (マスメディアによる「犯人視報道」に気付いてくれてありがとう!)
山本 「今おっしゃった『疑わしきは被告人の利益に』って言うでしょ、でも痴漢裁判に関しては『疑わしきはクロ』なんです。」
一同 「(溜息)」
大下 「そこが大原則に反している…。」
山本 「それとですね、電車の中で手を挙げてつり革につかまってりゃいいとか、いろんなこと言いますけど、降りた時に女性が『あなた痴漢よ。駅員さんちょっと来て』と言われたら、その時が逮捕なんです。」
大下 「現行犯逮捕ですね。」
山本 「警察官に逮捕されるのじゃなく、『あなた痴漢したでしょ』と女性が言った瞬間が現行犯逮捕なんです。」
山本 「疑わしきはクロですからねえ。女性に言われたらその場で逮捕ですから防ぎようがないんです。」

 控訴審で無罪が確定した矢田部夫妻は、元の生活を取り戻したように見えた。一度辞めた会社にも戻ることができた。しかし、苦しみに満ちた2年間は戻ってこない。拘束されていた期間、失業していた期間の失われた収入に対する刑事補償はたったの115万円だったそうだ。かたや、裁判にかかる弁護士費用が600万円。無罪になったからといって、国が支払ってくれるわけではない。
 それでも谷田部夫妻は運の良いほうだ。
 無罪を勝ち取っても、元の生活を取り戻せない人もいるし、有罪判決を受けて人生を狂わされてしまった人が何百人もいるのだ。「ワイド!スクランブル」には引き続き、このような方々を是非取材していただきたい。

 無罪を訴え、裁判に負け、職場を、家庭を、人生を奪われた人の手記を最後に紹介しておく。
 
  「痴漢えん罪被害者ネットワーク」のサイトより
            「山手線事件」
# by hirarin-601 | 2007-05-14 03:59 | 痴漢冤罪